今回は快獣ブースカを取り上げます。
この作品も子供の頃に見た記憶がありません。円谷プロと言えばゴジラシリーズかウルトラマンシリーズのイメージですが、日本語を話すゆるキャラのような怪獣ブースカは、ちょっとコミカルな昭和ゴジラと同じような路線なんでしょうかね。
快獣ブースカのストーリーの概要
発明好きの少年、屯田大作がペットのイグアナであるブースカを「ゴジラ」のような怪獣に仕立てようと、自作の栄養剤「クロパラ」を与えた。ゴジラとまではいかなかったが、ブースカは元の30倍の大きさになり、ユーモラスな顔とずんぐりした体、人間並みの知能と様々な超能力を持った「快獣」となった。そんなブースカを取り巻く子供たちや、近所の住人たちの間で繰り広げられる珍騒動を描く。
※ Wikipediaより
第31話 飛んで来た遊園地
あらすじ
子供達で混み合う公園で遊んでいた大作が大怪我をしてしまった。町には子供の遊び場が少な過ぎるのだ。心を痛めたブースカは子供達が安心して遊べる遊園地「ブースカランド」を造るため、毎日朝から晩まで働き始める。
© TSUBURAYA PRODUCTIONS
感想
ブースカが大作やその他の子供たちのために遊園地作りに奮闘するお話。夢のある話なのですが、遊園地完成までの展開がなかなかハチャメチャで面白いです。遊園地を建設するための土地を、ブースカのへそと交換することで取得できてしまうという発想は私にはなかったです。
第32話 すてきな快獣の日
放送日:1967年6月14日(水)
あらすじ
ブースカとチャメゴンは「父の日」と同じように「快獣の日」も作って欲しいと町長に申し出た。町長はその要求をかなえる交換条件として、難問ばかりを出してくる。その裏には町長が言いなりになっている”電子頭脳の神様”の存在があった。
© TSUBURAYA PRODUCTIONS
感想
「すてきな怪獣の日」というタイトルですが、テーマ的には、今の言葉で言うなら”AI”の危険性についてのお話という感じでしたね。相変わらずストーリーはハチャメチャですが、今となってはかなりリアルなテーマと言えるのかもしれませんね。ブースカ達は人類に認知されている世界観ですが、太陽を月に変えてしまうほどの能力を持つ彼らこそ、人類にとって最大の脅威になり得ると思ってしまったのは私だけでしょうか(笑)

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